本革キーケースのこだわり

またまたキーケースを作る

日頃からデパートなどでキーケースがどんな作りになっているか

参考にさせて貰っています 先ずは革の切り出しと使用するパーツです

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そしてこだわりの作り方

下の図面の上がよく見かける構造(断面形状)で

外側と同じ革が内貼りとして部分に使われています

金属のキーフックを止めるカシメを外に見せたくないので内貼りに打ち付けて

それを外の革に縫い付ける方法のようです

両側のカーブの部分を曲げながら接着するのは手間がかかり分厚くなるので

この部分は内貼りは無いのが一般的のようです

図面下は私の作り方・・・

ツートンカラーにして両方とも薄い革を内貼りにしています

一見高そうに見えるので自分では気に入っています 

只 組み立てに問題があるのです

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いつものように曲げながら貼り合わせます この時 革は一回り大きめ

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仕上がりサイズにカットします これの方が切り口が揃って綺麗に上がります

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ここからが問題なんです キーフックは打ち付けなければならないのですが

打ち付けた後では菱目打ち(ゴム台をすけて打つ)がやりにくくなるのです

文章では説明が難しいなぁ

それで先に菱目打ちをします

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両面テープで仮留めをして打ちます

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一度剥がして接着部分にサンドペーパーを掛けて表面を荒らします

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キーフックに両面テープを貼り内側になるパーツにポンチで穴を空け

カシメで打ち付けます

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ここからが一番神経を使うところなんです・・・ではまた明日

あ!そうだ今度のキーフック4連は先日名古屋で仕入れてきた

アンティークなちょっといいやつ