限られた条件でやる面白さ

レザークラフトを始めて早8カ月

革の事が少しですが解ってくるとハギレ革への不満が出てきます

ハギレセットのパックには靴などを作るような表面が硬い物はほとんどありません

シワシワの表面でフニャフニャのコシの無い革

キーケースのウラ貼りや孫のリボンに使いたい薄い革

バックスキン(鹿革)やラム革(子羊の革)もなかなか入ってません

面積もちっちっちゃい物が多い ハギレだから当たり前のことですが

そのためデザインに限界がありますね

プレゼントされる方は迷惑なのかも知れませんが 

本革で作りましたよって押しつけています

眼鏡ケースのつづきです 眼鏡ケースは強度が要ると思いまして

芯材になる革スゥエード(裏革)をサイビノールで貼り付けます

ツルツルの革は接着できないことが以前の失敗で解りました

白い革は薄めです 厚いとホックが打てません

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接合部分は今回もテーパーカットして繋ぎ目にサイビノールを入れます

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もう一度サイビノールを塗ってウラ貼りを貼り合わせます

芯材は仕上がりより5mm小さめ 他は5mm大きめにカットしてありますので

切り口を綺麗に仕上げるため貼り合わせた後仕上がりサイズにカットします

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仕上がりサイズにカットしました 側面も3枚の革を貼り合わせて

組み立て後は磨きにくいので切り口は先に処理しておきました

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糸を染めました 濃い茶色は赤に染め金茶に染め墨を薄めて3回染めました

薄紫はベンジンでインクを薄めて染めました

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やっとこさで菱目打ちに ウラ貼りをしましたので膨らみがあります

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焦げ茶色の革の継ぎ目から縫い始めて途中薄紫の糸に替え

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また焦げ茶に替えてを繰り返し 矢印の順序で縫いました

縫い上がってホックを打ちました 

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切り口(コバ)に仕上げ材を塗って
磨いて また塗って磨いてを繰り返して完成デース

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さて次は何を作ろうかな?