一本の糸で一気に縫って行きます 白い矢印が順序です
糸は白の麻糸 少し太めのエスコードを使います
上の重なったところから縫い始めてぐるっとひと回りして
最後は継ぎ目の下の目立ちにくいところで結びます
一周してここからは下方向へ
糸は赤い革の下をくぐらせて表に出して
一見一本の糸に見えませんでしょ
糸にもトコノールを塗って毛羽立ちを抑えて
もう一度コバを磨いて バネホックを付けて出来あがりました
裏面はこんな感じ
内側から見たら一本の糸で縫っているのが解ります
どうして一本の糸で縫うのかって?
糸の最後の始末のところが汚く見えるので
ポケットの内側に隠したいからです
今回もコインや折ったお札などが入れられるポケット付きです
ワ~ステキ ホントに頂いて良いんですかと言いながら
このポケットを特に気に入って下さったようです。
名刺入れも同時に差し上げました。