ハンドメイドパイプの世界 今は昔

今はもう過去の話になってしまった

40年前タバコが大好きで 外国製タバコ(洋モクと言った)を始め

珍しいタバコを漁っていました

葉巻やパイプタバコにも興味が出て ブライアーパイプのハンドメイドも始めました

パイプには焼き物のクレーパイプ 

メアシャム(海泡石) コーン(トウモロコシの芯)等も有りますが

イギリス産ホワイトヒースの木の根っこから作る 美しい木目のブライアーパイプ

に惹かれ5本ほど作りました 名探偵達が咥えているあのパイプです 

下は残っている2本です

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反対側から見たものです

木の根っこをスイカのように中心からカットしたものが売られていて

そのブロックを水で湿して木目(グレイン)の気に入ったものを購入

穴は専門店の方に空けて貰います

吸い口のエボナイトも同時にやすりなどで削っていきます

着色→ワックスがけ で仕上がります

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専門の本を捜しまくりました(40年前ですからネットはありません)
本屋の隅っこに眠っている古いものが多くて これが師匠です

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残っているもう1本のパイプです

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歳をとったらこのパイプをくゆらせながら 釣りをするのが夢でした
まさかこんな  タバコが敬遠される時代が来ようとは・・・
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そして20年前タバコは止めました

ノルウェーに有名な作家さんがいましたが今はどうなっているのでしょう

もうこの世にいないかも・・・記録に残したくてブログアップしました

読んで下さり有り難うございます。