子供の頃のクリスマスケーキ

60年前クリスマスケーキと言えばバタークリームでした

終業式の日給食の代わりに子供達みんなに小さなまぁるいクリスマスケーキが配られたことがあります

丸いパンの上に

淡い緑ピンク色のバタークリームがクチュクチュの上に

トッピングは仁丹みたいな銀色の玉2個

イチゴの様な赤いゼリー

そしてヒイラギの葉っぱ2枚の造花ロウソク1本が刺されていました

たまたまこの年は親戚などからクリスマスケーキを

ホールで貰ったのが4つか5つ重なりましたが

この小さなケーキを一番よく覚えています

 

そして60年が過ぎ・・・・・・・・・

公園でヒイラギの花を見つけました

ヒイラギは地味ですから花が咲かないと気づくことはありません

花を見つけて何だろう?

金木犀のように甘い香りではないけれど良い香りです。

葉っぱを観てヒイラギだと気づきました。

ああ あのクリスマスケーキ。

バタークリームはくどかったので

小さめのあのサイズが丁度良かった。   ああナツカシイ